その後、少しは Ruby on Rails の勉強が進みました。
勉強が進むにつれて、言語仕様やアーキテクチャそのものより、目指す方向性とか思想とか哲学のようなものに共感する点が多く、「なぁんだ、みんなもう気づいてるんだね?」というのが率直な感想です。
今までのIT業界は、どれだけの開発工数がかかるかによって対価が決まる(つまりモノが良いかどうかではなく、工数がかかったほうが儲かる)という奇妙な収益構造が長年主流となってきているので、その不条理さを見続けて嫌気がさしていました。
簡単にできることをわざわざ難しく作って工数を増やしたり、必要のない機能をゴタゴタと付け足して工数を増やしたり、低品質のものを作ってメンテナンスにかかる工数を増やすといった、非常に不健全なビジネスに見えてしまうからです。
「いえいえ、そのくらいかかるものなんですよ。」とか、「こういう機能も入れておいたほうが後々便利ですから。」とか、「システムというものはトラブルがつきものでして・・・」などと言いくるめられて、エンドユーザーは高額の費用を払い続けてきたんだと思います。
でも、実はもっと安く・早く・簡単に・使いやすいシステムを開発できるということを、みんな薄々気づいていたんだろうと思います。ここ数年、財政事情が悪化し、急速にコスト意識が高まってきたことで、やっと本来のあるべき姿に軌道修正できる環境になってきたのではないかと思います。
さて、話をRubyに戻して、少し遅くなりましたが、先日のRuby勉強会の報告を。
「日本Rubyの会」の札幌支部(通称:Ruby札幌)が主催する、第5回の勉強会が先週土曜日に開催されたので、ヨッシーと一緒に参加してきました。
学生、研究者、会社員、フリーのプログラマーなど多彩な顔ぶれだったことももちろんですが、見るからに優秀そうな人、見るからに個性的な感じの人、見るからに普通の人、など多様な人種が入り混じって、和やかな雰囲気の中にも活気がありました。
私自身は、まるで初心者なので、説明内容の半分も理解できないくらいでしたが、頼り甲斐のある人材が地元にも豊富にいることを実感できたことが最大の収穫です。
発表者のご厚意により、当日の説明資料がSlideShareにアップされているので、自分用の参照目的も兼ねて貼っておきます。
tmaedaさんのプレゼン資料
daraさんのプレゼン資料(これぞ高橋メソッド!)