FOMAから905iシリーズが出たのを機に、長いことお世話になった携帯を買い換えることにしました。
今まで使っていたのは、D901iSという機種です。
使い勝手は悪くなかったのですが、そもそも携帯電話そのものの技術が未成熟だったのか、あまり有効な道具ではありませんでした。
・電波の感度の問題
端末機固有の問題か、インフラ側の問題なのかはわかりませんが、すぐ圏外になってしまうため、電話をかけようと思っても、かけられる場所を見つけるのに毎度苦労していました。急ぎの用事のときなどは、街の中を走り回って電波状況の良い場所を探しまわる始末です。
・通話品質の問題
端末機固有の問題か、インフラ側の問題なのかはわかりませんが、通話していても音声の伝達に遅延が生じるため、相手の会話と自分の会話の間に時差が生じていました。まるで衛星中継のような状態です。相手の話が終わる前に、結論を予測してあらかじめ早めに返事をしておかないと、スムーズな会話が成り立ちませんでした。
・バッテリーの問題
端末機固有の問題か、すべての端末に共通かはわかりませんが、フル充電したにもかかわらず、待ち受け状態にしているだけで6時間から8時間で電池切れになりました。夜中にフルに充電しておいたのに、朝から持ち歩いていると午後の早い時間にはバッテリーがなくなるので、夕方以降は携帯電話が使えない、あるいは普段は電源をOFFしておいて使うときだけONにするという生活がしばらく続きました。
以上のような状況だったので、「携帯なんて、まだまだそんな程度のものさ」とあきらめ、あくまでも補助的な道具(メインとしては使えないもの)と思って2年間我慢しました。
その間、なぜかバッテリーの問題だけは徐々に改善し、最終的には48時間くらいもつようになったので、機械も鍛えれば成長するのだなぁと感心していたのです。
しかし、電波の感度や通話品質の問題は一向に改善しないので、「世間の皆さんは、こんな道具に利用料を払うなんて太っ腹だなぁ・・・」と、ずっと不思議に思っていました。
知人にそのことを話してみると、電池の持ち時間の件については同意が得られるものの、その他の問題については「あまり不便に感じたことはない」と、問題意識がないようで話がかみ合いませんでした。
使えない道具にお金を払い続けてきたという被害者意識が強いので、買い替えることなど考えられなかったのですが、ついに901の液晶がヘタってきた(色合いが全体に青っぽくなった)ので、そろそろ寿命が近づいてきたことを感じ、思い切って新調することにしたのです。
これと言って好きなデザインが見つからなかったので、同じDシリーズを選ぶことにしました。
今のところ、バッテリーの持ちや電波の感度の問題は、かなり改善されているように感じます。
通話品質の問題は、まだほとんど通話していないのでわかりませんが、きっと改善されていると信じたいです。
地デジやFMラジオも付いていますが、必要ない感じですね。(お財布ケータイだけは便利かも!)
GPSも試しましたが精度が低くて、まだ結構な誤差があるようです。
カメラも必要ないのですが、せっかく搭載されているので使ってみました。
大通公園のホワイトイルミネーションです。
素人には夜景の撮影は難しいので、これでカメラの良し悪しを判断するのは難しいですけど・・・
いずれにしても、普通に通話ができて、メールやウェブがスムーズに利用できれば、私には十分なのですが、ゲーム、ミュージックプレーヤ、iアプリ、iメニュー、iチャネル・・・
私にはもう、なにがなんだかわかりません。まったく住みにくい世の中になってきました(苦笑)
あ、そう言えば、携帯でウェブ画面を操作するとき。
ボタンが左右に並んでいても、カーソルは上下キーで移動させなければならないですよね。
間違って左右キーを使うとページごと遷移してしまうので、ショッキングな事態に・・・
今後ますますIT社会は複雑化を加速して、人を苦しめるつもりなのでしょうか。
こういう複雑で使いにくい製品やサービスを開発するために、わざわざ巨額の開発費を投じ、技術者は深夜や休日まで仕事をし、冷暖房や照明のために膨大なエネルギーを消費し、地球の温暖化を加速させているような気がしてなりません。